いざという時2

前回の続きです。

大地震の当日もそうでしたが、その後もあちこちの店舗で、様々な貼り紙を見掛けます。
たしかに、お客様に何かを伝えるために貼ってあるのですが、やはり表現一つで大きくニュアンスは変わります。
特に今回の災害時のように、自分の状態が良くない時には、なかなか良い方には解釈できません。

ビジネスホテルの入口ドアに、「ただ今、満室です」と貼ってあれば、「満室なのだから、ここから中に入って来ないでください」という風に受け取れます。
良く取れば、いちいち中に入って、確かめる手間を省いてくれているのですが、どうもそういう風には受け取れません。

スーパーの「カップ麺は一人1個にして下さい」も同じです。
何か、お店から注意されているように感じます。
人間の発する、生のことばでのフォローが無い分、貼り紙の言葉は様々な解釈ができますし、思った以上に強く響きます。

簡潔な表現も良いのですが、やはりお客様が目にするものです。
こんな時だからこそ、なおさら「申し訳ありませんが」や「お願いします」など、丁寧な表現が必要です。


 

↑ 昨年見た桜です。今年はいつも以上に桜が待ち遠しいです。

 

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