いざという時

今回の大地震の日、都内に居た皆さんは無事、家に帰れましたか?
きっと、大変な思いをなさった方が多かったと思います。

私も帰宅難民となり、自分のいた場所から一番近かった、新橋にある知人の会社に避難させて頂きました。電車が復旧するまで、なすすべのない私は、後学のために新橋駅周辺を見て回りました。

最初は、当日中にも交通機関が復旧するのではないかと、駅前の居酒屋などに入って時間を潰していた人たちも、当日の帰宅は無理と分かると、朝まで居る場所の確保と、家族への連絡に走ります。
ビジネスホテルやネットカフェなどは早くからいっぱいになり、入口には「ただ今、満室です」などの貼り紙が多く見受けられました。

夜、遅くになっても携帯は繋がらず、携帯より繋がりやすい固定電話で家族と連絡を取るため、公衆電話は長蛇の列です。

そんな中、1軒のお店の前の大きな貼り紙が目に付きました。
 

24時間営業のはずの大手飲食店が、「地震のため閉店します」の貼り紙だけでシャッターを閉めているのを見た後だったので、このお店の店長の心意気はとてもうれしく感じました。

本部からの指示など、いろいろ事情はあるかと思いますが、お店の店長は「いざという時」の判断が要求されます。
そんな時には、お客様のために、ぜひ勇気ある判断をお願いしたいものです。

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