買い物について考える

先日、テレビで見た番組で、改めて「買い物」について考えさせられました。
その番組では、震災被害の大きかった大船渡で、激安ショップのオーナーが出張販売を行った様子をレポートしていました。

被災地の避難所では支援物資の衣類が余っており、店舗の場所は国道から離れたゴルフ練習場。
手元の現金も少ない被災者の方が、いくら超激安ショップとは言え、はたして買い物に来るのか?という構成です。

結果は、予想に反して開店前から長蛇の列!
老若男女が笑顔で商品を選び、均一コーナーや掴み取りワゴンなどでは、大騒ぎ状態でした。
皆さん、気に入った商品を抱えてニコニコで、大いに買い物を楽しんだようでした。

番組のインタビューに答えたお客様の一人が、「避難所では支援物資が配られているが、洋服なども自分の好みでは選べないし、選ぶとしても遠慮がある。与えられるばかりではなく、自分で好きに選んで買いたかった」というようなことを言っていました。

普段、当たり前のように好きな物を選んで、買っている私たちが、その環境が無くなった時に、いかにストレスを感じるか。そして、買い物することがいかにストレス解消になるか。

来店したお客様を、どのように楽しませることができるか?お客様のストレスを、どのように発散させることができるか?

お店の販売スタッフの役割は、非常に大きいのではないでしょうか?

 


 

↑ 仙台ではまだ修復工事中のショッピングモールもあります

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