▼記憶に残る接客を!

わが社では、今ごろから秋口にかけて、ミステリーショッパーの最盛期です。

施設によって、調査項目に多少の差はありますが、調査を行う時の基本的なスタンスは変わりません。
そんな調査の視点で店舗を見ていて、どこの施設でも共通して気になることがあります。

それはどの店舗でもほとんど同じパターンの接客が行われていて、記憶に残りにくいということです。
最近の店舗スタッフは以前と異なり、明らかに感じが悪かったり、不親切だったりするスタッフは見かけなくなりました。皆さんそこそこの感じのよい接客を行っています。

ただし、接客を受けてみると、何か物足りないと言うか、印象に残らないのです。
共通点を考えてみたところ、思い当たったのが提案力の低さ、と言うか提案自体を行っていない!ということです。

お客様が手に取った商品や、お客様からのリクエストの条件に合った商品の説明やお勧めはできるのですが、そこに商品や流行を熟知したプロとしての提案がないのです。

確かに、お客様のリクエストを満たす接客方法なら外れはありません。けれどもこれでは、接客の楽しさも醍醐味も無いのではないでしょうか。

例えばRPコンテストでも、上位に入る人は必ずお客様のニーズを上手く引き出し、ボイントを絞った提案を行っています。たとえ提案した商品が購入に至らなくても、自分のために行われた提案はお客様の記憶に残り、次回の来店に繋がります。

将棋の藤井4段ではありませんが、店舗スタッフも現状に満足することとなく、更に高い接客レベルを目指して頂きたいです。

★スタッフからの魅力的な提案こそ、お客様がわざわざ店舗に出掛けて行って買い物をする大きな理由であり、お客様が買い物を楽しめる軸になるものです。

梅雨が明けて気持ちの良い沖縄の空です

 

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