買い物の原点?

昨年のオープン以来、ずっと気になっていたショッピングモールに行ってきました。

モールの名前は「2k540」
「ものづくりの街」高架下に誕生。をキャッチフレーズに、JR秋葉原と御徒町の中間にできた、ちょっと個性的なショッピングモールです。

一番の特徴は、各店舗とも工房とショップがひとつになったスタイルで、「ここでしか買えない商品」に出会うことができる楽しみがあります。
この「ここでしか買えない商品」が集まっているということは、近頃、珍しいことで、それだけでなかなか魅力的です。

いろんな店舗に入ってみましたが、それぞれ商品は違っていても、モノを作っている人から、直接購入するというのが、とても新鮮でした。

「満面の笑顔」や「タイミングの良い挨拶」はありませんが、説明には商品に対する愛情があり、何より「商品について知ってほしい」という気持ちが伝わってきます。

考えてみれば、昔は作り手から直接購入するのは当たり前のことで、材料、製法、使用方法などは、すべて作り手から直接、伝えられました。
ラベルや取扱説明書もなくても、お客様は口頭で直接質問して、いろいろなことを教わりました。
作り手もお客様に親身になってアドバイスを行い、そこに店舗に対する信頼感が生まれました。

このモールでは、そんな買い物の原点のような体験ができたような気がしました。
特に買いたいものが無くても、時間を取って訪れ、ゆっくり楽しみたいと思えるモールです。

 

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