清潔感

ある和菓子屋さんに行った時のことです。

路面店おそのお店は、新しいビルの1Fでとてもモダンな作りです。
以前から気になっていたお店だったので、フラッと入ってみました。

路面店でドアが閉まっている店舗は、なんとなく入りにくいのですが、そのお店は店頭に見本を出したり、POPを貼ったりと、お客様を入りやすくさせる工夫がありました。
お店に入ると、まずスタッフ2人から明るい笑顔の挨拶があり、お客様を歓迎している様子が伝わります。

ショーケースを眺め始めた途端、「よろしければ、お召し上がりください」と、冷たいお茶と試食用のお饅頭が出されました。
すごいスピード感というか、手際の良さ!
まずは、当店の味を試してみてください、というところです。

周囲のお客様を見ても、誰も試食を断る人はおらず、スタッフに質問などしながら、購買意欲も高まっている様子です。私も落ち着いてショーケースの中の商品を選び始めたのですが、その時、気になる物を見つけてしまいました。

ガラスのショーケースの一番端に、本日販売されていない商品名を表記した値札やPOPが重ねられていました。それは見た目を損なっているだけでなく、その店舗に対する印象まで大きく下げていました。

日によって変わる商品の札を保存する場所に困ってのことだと思いますが、特に食品の場合は清潔感が大切です。実際にはお菓子は清潔な状態で作られていると思いますが、値札を使い回ししていることを目の前で見せられると、「清潔感」は大きく損なわれます。

商品の展示を工夫することや、自慢の商品の味をお客様に知っていただくことも大切ですが、食品についての清潔感、安心感をしっかりお客様にアピールすることも、それと同じくらい大切です。

 


 

まだまだ暑さは続いており、サルスベリの花も元気です

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