▼市バスに乗って

 ここ1ヵ月ほど、ある自治体のCS調査を行っていたので、あちこちの区役所や支所を回るのに、バスを利用しました。
普段、バスに乗ることはあまりないのですが、携帯のナビを使うとバス停から目的地までの地図も出るので、移動にはなかなか便利でした。
何より、この猛暑の中で歩く時間を短縮できるのがありがたかったのですが、バスに乗ってみて分かったのは、やはりシニア層の利用者が圧倒的に多いということです。

 

自治体から無料パスが配布されていることもあるようですが、何より免許を持たないシニアたちには、一番の身近な移動手段となっています。
そこで改めて感じた事ですが、バスの運転士という仕事はバスの運転という技術職でありながら、お客様の乗車時には接客業でもあり、なかなか大変な仕事です。

 

今時、停留所の案内は自動音声になっていますが、それでも安全に運転しながら、車内の様子に気を配り、乗車中の注意事項をアナウンスするなど、あちこちに神経を配る必要があります。
そのせいかバスの運転士と言えば、引き締まって落ち着いた表情の人が多く、笑顔の運転士というのはあまり見かけたことがありませんでした。

 

ところが、ある日乗車したバスの運転士は、とても明るい笑顔だったのです。接客の時だけではなく、運転中も笑顔でした。通常の業務だけではなく、車内のアナウンスでは市内のイベントの案内まで行っており、サービス満点!この仕事が好きで、楽しくてしょうがないといった様子でした。
このイキイキと仕事をする様子は、乗客まで楽しい気分にさせており、「ぜひまた、この人の運転するバスに乗りたい!」と思わせてくれました。
私たちはどうでしょうか?日々、楽しく仕事をしているでしょうか?周囲の人からはどのように見えているのでしょうか?

 

★どんな仕事の人でも、その仕事を心から楽しんでいる人は魅力的です。

 

この季節に涼しげな「デュランタ(タカラヅカ)」

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