▼ロールプレイングコンテストに思う事
先日、あるショッビングモールが主催するロールプレイング(以下RP)コンテストの審査員を務めさせて頂きました。
皆さん、事前の研修をしっかり受け、自主練習を重ねての出場ですが、やはり舞台の上でライトを浴び、ピンマイクを着けての演技はいつもと勝手が違うようで、客席からも手の震えが分かるくらい、緊張感が伝わって来ました。
そんな中で、以外に伸び伸び、生き生きと演技していたのが販売歴1年未満のフレッシュな出場者でした。
最終結果として、やはり上位にはベテランが並びましたが、皆さん十分に健闘されていました。店舗でも力を発揮されると思います。これから先が楽しみです。
上位入賞者は甲乙つけがたかったのですが、優勝したスタッフは群を抜いた出来でした。
そのスタッフは4回目のチャレンジで、出場はこれで最後と決めていたそうです。練習は勿論、商品選び、衣装など準備に掛けた時間の違いは明確でした。
そして、何よりも自店舗の商品に対する思いの深さが圧倒的に違っていました。それは商品説明だけではなく、商品の扱い方や見せ方に現れていました。
昨今、マニュアル的になり勝ちなRPですが、出場者にはもう一度原点に立ち帰って、自店舗の商品への愛情を、再確認して欲しいと思います。
★RPとはいえ、目の前にいらっしゃるお客様役の来店目的を、充分に聞き出すことが重要です。