フラワーショップで

先日、あるフラワーショップから、知人にアレンジメントを贈りました。
都心のショッピングモールにある、有名フラワーショップです。
スタッフは、明るい表情と、テキパキとした対応で、一般的に言って第一印象はよい感じでした。

しかし、いざ接客をしてもらうと、花を贈る目的も聞かれなければ、花の種類のリクエスト、カードの要不要も、スタッフから聞かれることは無く、「言われたことだけやる」淡々とした対応でした。
いちいちこちらから質問やお願いをしながらの注文は、お花を贈るという、心踊るはずの行為を、何とも事務的な物足りない、作業にしてしまいました。

お客様がお花を贈るのには、理由があります。
オーバーに言えば、贈り主は自分の気持ちを代弁してもらうつもりで、花を贈ります。
特に都心のフラワーショップでは、自宅用というよりは、様々な場面での贈り物としての利用が多いはずです。

そんな時にお客様がお店を選ぶポイントは、お店の場所やアレンジメントを作るセンスだけではありません。お客様にとって、それ以上に大事なのは、いかに気持ちよく注文できるか(させてくれるか)です。

スタッフからのプロとしての提案や、細やかな気配りは、お客様のそのお店に対する信頼感に繋がります。そしてお客様は、自分の大切な人に、そんな信頼できるお店からお花を贈りたいと思っています。
 


 

↑あるJR駅前のフラワーショップ。
陳列の仕方に工夫があって、遠目にも魅力的でした。
(写真と文章は関係ありません)

 

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