コミュケーション力を付けるチャンス
震災から20日が経ちました。まだまだその影響は尾を引いています。
都心のショッピングモールも照明を落とすなどして節電に協力しています。
非常時なので仕方が無いとは思いつつ、照明を抑えてBGMを消した店内はとても淋しく、買い物も味気ないものに感じてしまうのは私だけでしょうか?
店頭の看板やショーウインドウの明かりが消されていて、開店しているのかどうかも分かりにくい店舗もあります。こうなってみて良く分かるのは、売る側も買う側も、いかに電気の恩恵に与っていたかということです。
震災前、商品はスポット照明で美しく輝き、極端に言うと店舗のスタッフが商品説明をしなくても、商品自体がお客様に雄弁に語りかけていました。
しかし、そのスポット照明が消されてしまっている今、店舗スタッフはお客様が感じている不足感をカバーする必要があります。今まで以上にお客様と丁寧にコミュニケーションを図らなければ、商品の魅力が伝わらなくなっています。
こんな時だからこそ、店舗スタッフも今までの接客を改めて見直すチャンスと捉え、積極的にお客様とのコミュニケーション力を付けてほしいと感じました。
↑ 以前はパブリックスペースのショーウィンドウにも華やかな照明が使われていました。