◆食習慣を科学的にマネジメントする

日本人の生涯寿命は、戦後の時点では、先進国でビリでしたが、経済の成長で栄養失調から脱皮し、医療技術の進化で乳幼児の死亡が減り、1970年代にはトップ集団に躍り出ました。そして体格も飛躍的に向上したのです。

 

その頃から、食環境に3つの変化が現れます。
(1)「特定の栄養素」が欠落
加熱済みの加工食品やファーストフードは、便利で美味しいけど、新陳代謝に欠かせないミネラルと酵素が圧倒的に足りません。エネルギー源の糖質・脂質は十分でも、これらの栄養素が揃わないと、体と脳はうまく機能しません。
 
(2)「丸ごと」食べないことによる栄養ロス
魚は身より内臓や皮のほうが、野菜は本体より葉や皮のほうが栄養価は多いです。内臓や皮は煮こごり、葉や皮はぬか漬けにして、丸ごと食べる習慣が失われていきました。
 
(3)「野菜の栄養価」が低下
大量生産で土壌のミネラルが減り、野菜の栄養価が低下しています。例えば、根元が赤く、味も香りも濃かった、ほうれん草が、今は食べやすくなったけど、栄養価は3分の1です。
 
 
また、栄養吸収率は、20歳をピークに下降し、40代を過ぎると半減します。
このような状況の中で、40代以上に「隠れ栄養失調」の人が増えています。
 
少し前ですが、「世界一受けたい授業」(日テレ、2015年10月)でも、「飽食時代の日本で、三食しっかり食べているのに栄養失調になってしまう新型栄養失調の人が激増している」と放映され、話題になりました。
 
「隠れ栄養失調」の状態が10年、20年、30年と続くと、どうなるでしょうか?
未病からメタボ、メタボリックドミノへ一直線です。そして75歳の壁を超えられず、「医療・介助生活」に入ってしまいます。つまり、隠れ栄養失調が、将来の「医療・介助の期間=平均15年間」を積立てているのです。
 
 
この状態を解決するため、吸収の良い食材や質の良い栄養素を摂ること、体と脳の細胞を作る原材料に化学合成物はできるだけ入れないことが、年齢と共に重要になります。
 
健康的ではあっても、品数が乏しかった昔の和食を、進化させ、一汁三菜を食習慣に取り入れることを提案します。
 
味噌汁かスープで「一汁」。肉か旬の魚(主菜)、季節の野菜や豆・海藻・小魚(副菜)、漬物や納豆(副副菜)で「三菜」。理想的な食習慣が一汁三菜の「和食」です。
 
しかし、この食習慣を続けるのは難しいです。そこで、理想と現実のギャップをサプリメントで埋めます。そのイメージ図は下記のとおりです。
 
次回は、ギャップを解消できるサプリメントについて説明します。
 
 

 

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