◆なぜ、血糖値値スパイクが起きるのか?
糖尿病だけでなく、現代の国民病「がん、心臓病、脳卒中、認知症」を引き起こす “血糖値スパイク” ―― 年代も性別も関係なく、誰にも起きるのですが、それでもなぜ、1400万人もの多くの人が血糖値スパイクを起こすようになったのでしょうか?
それは、1日角砂糖50個分(150g)以上、昼食に平均20個分(60g)の糖をとっているからです。お昼に食べるビーフカレーで29.3個分、ヘルシーなざるそばでも16.8個分の糖が入っています。
それに毎朝、野菜不足を「1日分の野菜ジュース」でカバーする、仕事の前に「エナジードリンク」で気合いを入れる、仕事の合間に「缶コーヒー」でひと休み・・・。こういった咀嚼を必要としない液体は、固体とは違って、一気に吸収されるので、含まれている糖の量よりも、血糖値を急激に上昇させます。
ひと昔前と比べると、食材や食品は格段に美味しくなっています。その美味しさの源泉は、 “糖” と “脂” ですが、この糖と脂に関して、思い違いをしている人がとても多い。
代表的なのが、次の2つです。
1.脂肪を食べると体の脂肪が増える
長年、肥満の原因は脂肪とされてきましたが、これは間違い。太る原因は脂肪ではなく、糖質です。とり過ぎた糖質が体内で脂肪になり、内臓に蓄えられて “ポッコリお腹” に。このお腹から悪玉物質が放出されて、血糖値スパイクを悪化させるのです。
2.ビーフステーキとざるそば、どちらが太る?
太ることを心配して、ステーキランチを我慢して、ざるそばにと考えがちですが、それは間違い。ビーフステーキ100gで角砂糖0.6個分(1.9g)。ざるそば1枚のほうが、圧倒的に糖が多く、2枚も食べると、糖をとり過ぎてしまい、脂肪となって内臓に蓄えられます。
忙しい時にありがちな昼食メニューが、おにぎり2個と野菜ジュースですが、これで角砂糖23.3個分(70g)。液体との組み合わせ、つい早食いにも。気づかないうちに、体内で血糖値スパイクが起きています。
血糖値スパイクを起こさないためには、1食あたりの糖を40g(13.3個分)以下に抑える、血糖値の上昇を加速させる液体を控えることがポイントです。こうして糖と脂を制し、血糖値スパイクを抑えてしまうのが最大の鍵なのです。
でも1食40g以下にするのは、とても難しいことです。「あまりストイックにならず、食生活を楽しみたい」、それと同時に、「糖・脂を制し、血糖値スパイクを抑えたい」。これを両立させることが、人生を爽快に生きるうえでのテーマだと、当社は思ったのです。
そのためには、糖・脂を制するサプリメントの開発がどうしても必要だと考え、有識者たちと一緒に始めました。そして、当社のこの思いを後押ししたのが、NHKの番組でした。次回は、その報道内容について。