■ “右肩下がり” の日本社会の中で、あなたは「右肩上がりの幸せな人生」を送っていけますか?(応用編31)
程度の差こそあれ、誰にでも起こる「ミッドライフ・クライシス」(=中年の危機)は、
「クリエイティブ・イルネス」(=Creative illness:創造の病)とも呼ばれ、「心情」
(=心の中にある思いや感情/自分の心に叶うもの)が「創造性」や「新たな成長」を
求めている時期に起こる、と言われます。
「心情」(=Sentiment/Mind)はよく「月」に例えられますが、「自己承認と獲得/
俺が俺が!私が私が!のスタイル」のまま、「片側」(=自分)ばかりに光を当てている
と、「半月の状態」(=半分欠けた状態)で仕事人生&人生を続けることになり、いずれ
根っこから崩れてしまうことになります。まさに「クライシス」(=危機)です。
そのため『二回目』は、軸足を「一回目」とは真逆の、『他者支援と貢献』に変換して、
逆側からも光を当てます。そうすると、「心情全体」(=Sentiment Overall)を照ら
せるようになり、『満月』(=全体性)へと向かって、自然体で「幸福度」(=幸せで
/健康、人生の意味)が高まっていきます。
「一回目」から『二枚目』へ ~「ライフキャリアの変換」=「価値観の変換」を図表に
してみました。ご覧ください。
241019(図表をクリック)
この図表で「ライフキャリア変換」の意味合いや/その先進性を掴んだうえで、以前に
提示した図表をもう一度ご覧ください。理解がずっと深まると思います。
241019-2(図表をクリック)
大事なポイントは、「一回目」(=前半戦)は「獲得=Well-doing」に徹し、『二回目』
(=後半戦)は『もう一人の自分』になって『貢献=Well-being』に徹することです。
言い換えると、「それぞれの自分」を目一杯演じきり、「二人の自分」(=二回の人生)
を存分に楽しむことです。