■ “右肩下がり” の日本社会の中で、あなたは「右肩上がりの幸せな人生」を送っていけますか?(自立編10)
ひと昔前に比べ、食べ物は格段に美味しくなりました。それは、農家や食品メーカー
の「企業努力」(=Enterprise Effort)の賜物です。しかし、美味しくなった分だけ
「糖質」が多く含まれるようになり、私達現代人の食生活はどうしても「糖質」を
過剰に摂ってしまいます。
そして今では、日本人の「1食当たりの糖質摂取量は平均90~100g(=4g角砂糖
で22~25個相当」です。――「糖質は毎食40g以下」に抑えないと「食後高血糖」
によって、≪血糖値スパイク≫(=血糖値の乱高下)を引き起こしてしまいます。
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でも、昼食に「ざるそば1枚」でも ≪血糖値スパイク≫ を起こすのですから大変です。
それほどまでに、現代の食べ物には「糖質」が多く含まれています。―― あなたは
午後2時から4時くらいの間に、眠くなったり/頭がボーっとすることはありませんか?
この原因は「お昼ごはん」に摂った「糖質」です。眠くなったり/頭がボーっとして
いるとき、身体の中で ≪血糖値スパイク≫ が起きているのです。
241103-2(図表をクリック)
特に「お昼ごはん」が問題です。「お米・パン・麺」(=糖質そのもの)を食べる
ケースが多く、それに時間が短いので「早食い」になりがちです。上記の図表で、
「いかに日常のお昼ごはんに糖質が多く含まれているか」を再確認してください。
では、私達はどうやって ≪血糖値スパイク≫ を防げばいいのか? 難問ではあります
が『対応策』はあります。―― この『対応策』については「第五項目」で解説しま
すが、その前に「第四項目」を学んでおく必要があります。
次回は「第四項目:健康寿命を伸ばす課題に取り組む前に、立ちはだかる5つの障壁
と問題点を整理します」です。