■第2ピラミッドを構想する

人生は長くなりました。90年(プラスα)となり45歳がちょうど折り返し点です。そこで一身二生の考え方で、二つ目のピラミッドを構築しませんか。

後半人生を(1)45歳から60歳 (2)60歳から75歳 (3)75歳から90歳 (4)90歳からに分けると、(2)は第二ピラミッドの充実期、(3)は収穫期、(4)はプラスαに当たります。そして(1)の45歳から60歳が大事な時期です。「第一ピラミッドの完成期」であり「第二ピラミッドを構想する準備期」なのです。

その45歳から60歳のなかに、「このままでいいのか?」「どうもしっくりいかない」「自分の人生なのに自分の人生という実感が持てない」・・・と生き方や働き方に悩んだり、人生に疑問を感じている人が多くいます。

でもそんな暇はありません。第一ピラミッドを完成させ、第二ピラミッドを構想することに意識が向けば、いま何をしたらいいか、これから何を準備したらいいかと、あらゆる面で思考(思いや考え方)が前に向きます。

そうするとマザー・テレサが言ったように「思考は言葉となって表現され、それが行動につながり、習慣になっていく。そして習慣は性格を形成し、運命を変える」という歯車が回り出します。

45歳から60歳は現実思考と近未来思考で、今やるべきことに専念するのが人生好転の決め手です。テーマは二つです。

(一) 第一ピラミッドの完成:次の世代のために何ができるか?

(二) 第二ピラミッドの構想:自分の人生シナリオをどう描くか?

その際には、人生の羅針盤があったほうがいいかもしれません。

次の世代のために何ができるのか、何を残せるのか。どのような価値観を身に付けたらいいのか。自分の人生シナリオをどんな内容にするのか、自分の人生とはいったいどんな人生なのか・・・。

そのため、人生後半に入った大人としての本分をわきまえて後輩たちに接したり、自分のこれからの人生物語に思いを馳せることも大切ですが、その前に知っておきたいのは「本来の自分」です。

では、本来の自分を知るためにはどうすればいいのでしょうか? そこで登場するのがいわゆる「占い」です。

小さい頃から現代科学を教えられてきた私たちは、占いなんて非科学的な思考性を持つ一部の「女性(失礼!)、芸能人、スポーツ選手、叩き上げの企業オーナー」の手慰みに過ぎないと軽く無視してしまう傾向にあります。

ところが超高齢化やAIロボット化という新しい社会に突入し、こうすればいいという先行モデルもなく、「自分のこれから先はどうなるのだろう」「自分にどんなことが起こるのだろうか」と将来のことを真剣に考えれば考えるほど不安が募ります。

そういったなかで人類の叡智といえる占いがクローズアップされています。占いなんて!と決してバカにできないどころか活用しない手はないのです。人生で自分に起こり得ることが誕生日や名前に情報として刻まれていて、この人生の予測ともいえる情報がある程度の確度を持っているのです。

人それぞれの本来の姿や近未来の姿を紐解くために、太古の昔から考案し改良され続けてきた「姓名判断」「四柱推命」「占星術」・・・など、人類統計上の成果を参考にして、自分に元来インプットされている情報やメッセージ、鍵を探り当てるのは意味があるはずです。

それに今の自分は「本来自分が持っている情報とは違う人生を生きている」「本来の自分と今の自分とのギャップは大きい」としたらどうでしょうか?

そのため人生を折り返した45歳から60歳に、生き方や働き方に悩んだり、人生に疑問を感じている人が多いのかもしれません。

そこで、種々の占いを参考に(特定の情報に偏らない)、自分の信条や人生観も加え、それらを編集して自分なりの「人生の羅針盤」に仕上げます。

それを手がかりにして、

1. 自分が本来どのような性分で、どんな長所や欠点があるのか。

2. 自分には本来どんな役割があり、何がしたいのか、できるのか。

3. この先、自分に何が起こるのか。どう生きていくべきなのか。

を考えることは有意義だし、楽しい作業です。

そして自分を思いっきり解放し、長所をとことん伸ばしていく。決して出し惜しみをしない。そうすれば自分の人生を楽しめると思うのです。

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