■ “右肩下がり” の日本社会の中で、あなたは「右肩上がりの幸せな人生」を送っていけますか? (15)
「いい人生だった!」とゴールで思えるのが「右肩上がりの幸せな人生」です。これを
「人生の目的」とすると「二つの課題」が見えてきます。―― 人生が圧倒的に長くなり、
いくら「前半」が良くても『後半』が悪ければすべて悪い、という時代です。しかし、
いくら「前半」が悪くても『後半』が良ければすべて良い。人生の幸・不幸を決める
『後半』を良いものにするには、「二つの課題」を解決しなければなりません。
第一の課題: “75歳の壁“ を突破し、ゴールまで完走できる『新・健康戦略』を持つ
第二の課題:「やりたいこと」&「人/社会に役立つこと」を自分の『仕事』にする
「第一の課題」は現代社会の「大きな課題」であり難問なので、別途詳しく取り上げ
ます。今回は「第二の課題」について考えてみましょう。図表をご覧ください。
240822(図表をクリック)
人生が100年になり80歳まで働く時代になって、「面白くもない仕事を50歳から
80歳まで30年間やり続ける」のは、「面白くもない仕事を50歳から55歳定年まで
やればいい」人生70年の時代とは、まるで異なる次元の “苦痛” です。
『AI/人生100年』の時代に適応するには、先手を打って、『仕事観』を柔軟かつ
大胆に転換する。そうしないと、幸せな人生を送るのがどんどん難しくなっていく。
―― そこで、人間本来の『仕事』は「ゴールまでしっかり生き、そして人や/社会
の役に立つという役割を果たすこと」である、という『新・仕事観』を持つ。
『新・仕事観』を自分のものにするには、「今やっている仕事を幸福感・良心の
視点から見直してみる」ことが有効です。そうすると、「自分のやりたいこと/
やるべきこと」が見えてきます。―― 「人や社会のため/自分のためにも」と
いう大義があるのだから、仕事が面白くなるし、新しい自分が発見できます。
これから社会が大きく変わる中で、自分のやりたいこと/やるべきことがない人の
進む道はどんどん厳しくなっていきます。『後半戦』に入れば、尚更のことです。
そうならないため、「第二の課題」を解決しておきましょう。