■ “右肩下がり” の日本社会の中で、あなたは「右肩上がりの幸せな人生」を送っていけますか? (14)
「人生の成功者像」が変わりました。「いい人生だった!とゴールで思える」ことを
「人生の目的」とし、これを実現できた人が「新・人生の成功者」です。―― この
「人生の目的」を実現するには、「二つの課題」があります。画像をご覧ください。
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「終わり良ければすべて良い」という言葉があります。約420年前に上演された
シェイクスピア(1564~1616年)の戯曲「All’s well that ends well」のタイトル
です。日本でも2023年新国立劇場で上演されました。―― どの時代も、「幸福な
人生=振り返って幸せだと思える人生」という法則は変わらない、ということです。
これは逆から言えば、「終わり悪ければすべて悪い」です。つまり、いくら「前半」
が良くても、『後半』が悪ければすべて悪い。でも、いくら「前半」が悪くても、
『後半』が良ければすべて良い。―― 人間の判断基準は、「エンド」(結末)が
「ピーク」(頂点/右肩上がりの良い状態)であることが最も大きく作用するので
「ピークエンドの法則」とも言われます。
これからは「仕事人生も/人生も二回ある。前半と後半で異なる働き方・生き方を
する」と考える。――「一生のうちに二つの仕事人生/人生を選べる」という意識
を最初から持っておけば、「働くスタイルや仕事の選び方」/「ライフスタイルや
生活の仕方」が今までとは大きく異なり、より自分らしく/楽しくなるはずです。
自分には特別な才能はないけれど、それでも一生の間に「こんな生活ができたら
楽しいな」と思える働き方/生き方が誰にもあるはず。それが『後半戦』で実現で
きたら素晴らしいではありませんか。「終わり良ければすべて良い」の世界です。
『後半戦』にとって大事な「二つの課題」については、次回以降で考えましょう。