■ “右肩下がり” の日本社会の中で、あなたは「右肩上がりの幸せな人生」を送っていけますか? (7)

日本の近未来を考えると、「ネガティブな要素」や「根が深い問題」があまりにも
たくさんあります。それを察して、私達国民は「閉塞感」や「将来不安」を感じて
います
が、こういう状況に示し合わせたように、「新たな動き」が現れています。

社会の “右肩下がり” は止まりません。経済も暮らしも厳しくなるばかりです。
もはや、小手先の対策ではどうしようもないところまで、日本の社会は来ています。

これまで小手先で対応してきた国/企業ですが、とうとう切羽詰まってしまい、
国民/従業員の“大きな痛み” を伴う大変革を行わざるを得ません。その先手を
打ったのか、突然のように、先進国世界でトレンドとなっている
『Well-being』
(ウェルビーイング)という言葉を使い始めました。

24813(画像をクリック)

昭和の「右肩上がり」の時代に、国は国民に「世界に誇る健康保険と年金制度」
を、企業は従業員に「終身雇用・年功序列・定年制という大家族的な雇用制度」
を提供。国民/従業員にまんべんなく「豊かさ」≒「幸福感」を与えてきました。
当時は、「豊か」であれば「幸福」という時代でした。

しかし “右肩下がり” や『AI/人生100年』、そして「グローバル競争」の時代
となり、
この「健康保険と年金制度」/「雇用制度」を維持できそうもない。

もう「豊かさ」を与えるのは難しい。そこで、「幸福」に目を向けさせる。
多少貧しくても、幸せであればいいのでは
。―― 世界も『ウェルビーイング』
(≒ 幸福)がトレンドになっていますよ、ということではないでしょうか。

何だか見捨てられたようですが、考えてみれば、私達もこれまで「ラク」を
しながら(ぬるま湯につかって)生きてきたということです。―― この事態
を逆手に取って、自分にとっての「幸福」と「幸せな人生」を
しっかり考え、
自分自身で獲得していくしかありません。

日本も、グローバル世界と同様に、「自己防衛」(=Self-defense)の社会
となったのです。

“右肩下がり” や “不幸せ” な人生としないため、国/企業に期待などせず、
自分
自身で「右肩上がりの幸せな人生」を手に入れるしかありません。

 

Follow me!