■ごきげんが良き人生を創る(3/3)
「人間究極の《仕事》は生きること。人生の幸福感は、ひたむきに生きることを楽しむ中にある」と思います。
人生100年やら、75歳からが高齢者(裏返せば75歳まで働く)といった、これまでとはまるで違う時代が現れようとしているので、先手を打って、《仕事観》を柔軟かつ大胆に転換していかなければ、幸せな人生を送ることはとてもじゃないけど難しいと思うのです。
そして、このような新たな仕事観を自分のものにしていくためにも、今やっている仕事を、幸福感や良心の視点から見直して欲しいと思っています。
手の内を知り尽くした自分が、あえて顧客の立場になって、自分の仕事を検証するのです。真に役立っているのか? このままでいいのか? 理想の姿から遠くはないか?と、CS(顧客満足度)を自己チェックするのです。
例えば、食品やサプリ、保険や不動産を顧客に勧めながら、「こんなもの、自分だったら買わない」と内心では思っている人がいます。これは幸福感や良心を日々削り取っているようなもの。さらに悔いや汚点も付き纏います。
45歳を過ぎれば人生も後半戦、成熟した大人です。もはや、会社の方針だからとか、生活のためだからと逃げてはいけないと思うのです。 仕事がつまらない、やり甲斐を感じられない、と他人事にしてしまう人間になって欲しくないと思うのです。
そのためには、幸福感と良心に軸を置き、自分の扱う製品やサービスを根本から見直し、変貌させることに尽力してみてはどうでしょうか。それは自分に役職があってもなくてもできるはずです。顧客のため、自分のためという素晴らしい大義があるのですから。
納得できて、ストンと腹に落ちる。そうすると、仕事は真に楽しくなるし、新しい自分が発見できる。そして、やりたいことも湧き起こってきます。
今の仕事を深堀りするのもいいし、別の仕事を追求するのもいい。いずれにせよ、やりたいこと&人や社会に役立つことを仕事にする。それこそが最強の働き方であって、生産的で幸福な人生だと思います。
「人間究極の仕事は生きること。人生の幸福感は、ひたむきに生きることを楽しむ中にある」という仕事観、人生観にぴったり繋がります。
「朝スッキリ目覚めて、夜満ち足りた気持ちで眠りにつける」のが、今日の幸福であり、それを積み重ねた結果が、幸福な人生だと思います。
人生は「今日」しかなく、明日になれば、その日は今日です。それに、これからの人生において、誰もが「今日が一番若い」のですから。
若さを感じて、今日を楽しむ。今日もごきげん、いつまでもごきげんの人生でありたい。そのためには、ごきげん人間になってしまうのが近道です。
ごきげん人間であり続ければ、人生最後の日も「いい1日だった!」と思えるはずです。そのようにしていきませんか。