■ “右肩下がり” の日本社会の中で、あなたは「右肩上がりの幸せな人生」を送っていけますか?(応用編1)
今回から《人生戦略》の応用編に入ります。まず 《人生戦略》の全体図を
復習しておきましょう。図表をご覧ください。
240903-3(図表をクリック)
7層のピラミッドの上から下へ(=7層目から1層目へ)解説していきます。
《人生戦略》7層目「❼人生の目的」は 「ゴールまで完走し、いい人生だっ
た!と思える」こと。―― 人生レースが圧倒的に長くなった『人生100年』
の時代では、これは「誰にも共通する人生の目的」です。―― このことは、
さまざまな切り口で解説してきましたので、理解されていると思います。
今回は「❻幸福の総量」について。「幸福の総量」=「Well-being+Well
-doing」で、総量のピークに向かうのが「右肩上がりの幸せな人生」です。
一般的に『Well-being』≒「幸福」と解釈されていますが、『Well-being』は
「幸福」の片面であり、「幸福」は「Well-doing」と『Well-being』の両面
で構成されています。―― 本ブログ(基本編6)で「幸福の総量」を平面図で
表現しましたが、今回は立体的なグラフで表現します。図表をご覧ください。
240903(図表をクリック)
左上の図で「Well-doingは45歳頃でピークとなり、それ以降は縮小基調となる」
のが分かります。右上の図で「その45歳頃からWell-beingに重心を移し、Well
-beingを拡大基調として幸福の総量を積み上げていく」のが分かります。――
これが《人生戦略》の6層目「❻幸福の総量の最大化を目指す」という戦略です。
「前半戦」は「Well-doing」(=よく「やる」こと)に軸足を置いて「仕事人生
&人生の基礎を作る」ことを一生懸命にやる。『後半戦』では『Well-being』
(=よく「ある」こと)に軸足を置き換えて「身体的/精神的/社会的/経済的
/キャリア的に良好な状態である」ことを増大させていく。
ここで「軸足の置き換え」=「ライフキャリアの変換」がキーポイントになります
が、これについては4層目の「❹一身二生」で解説します。