■ “右肩下がり” の日本社会の中で、あなたは「右肩上がりの幸せな人生」を送っていけますか?(応用編2)
「幸福=Well-being+Well-doing」です。「前半戦」の軸足となる「Well-doing」
(直訳:よく「する」こと:仕事人生&人生の基礎作りを一生懸命する)は分かり
やすいですが、『後半戦』の軸足となる『Well-being』は分かりにくいと思います。
そこで今回は、世界的に生き方の指標となっている『Well-being』を深掘りします。
3月20日の「世界幸福デー」に国連が「幸福度(≒Well-being度)ランキング」を発表
しますが、日本は51位(2024年)でした。トップは7年連続でフィンランドで上位は
ほぼ北欧諸国が独占しています。図表をご覧ください。
240904-2(図表をクリック)
❹「人生の選択の自由度=人生で何をするかを選択できる自由度」と❺「他者への寛容さ
=意見や立場が異なる人にどれだけ理解を示せるか」が低く、改善しなければいけません。
もう一つ。❷「健康寿命の長さ」です。世界トップクラスの長寿国なだけに「生きる期間」
と『健康寿命』の “差” を縮めるという大きな問題に率先して取り組まなければなりません。
さてこの『Well-being』(直訳:よく「ある」こと)ですが、正式な定義がありません。
そこで、BSTとして「定義」してみました。図表をご覧ください。
240904(図表をクリック)
WHOの「健康」の定義に「経済/キャリアの要素」を加えて、「身体的/精神的/社会的、
そして経済的/キャリア的に良好な状態である」と定義してみました。この「キャリア」
は単なる「職業のキャリア」でなく、「人生のキャリア」(=Life Career)のことです。
―― そうすると、7層のピラミッドで構成される《人生戦略》の価値が見えてきます。