■ “右肩下がり” の日本社会の中で、あなたは「右肩上がりの幸せな人生」を送っていけますか? (9)
今回は、《人生戦略》の第二項目(リスクの存在を知って自己防衛する)について。
世界的に「アナログ」から『デジタル/AI』、「人生70年」から『人生100年』
の時代へ。それに加えて、日本は「右肩上がり」から “右肩下がり” の社会へ。
―― このように「パラダイムシフト」(劇的な変換)が起こり、私達の行く手に、
命取りともなる “二大リスク” が出現しています。
リスク ㈠:「100年ライフの長さ(=男性95歳/女性100歳)」に耐えられない
リスク ㈡:「社会保障(健康保険・年金)や雇用制度の変革」に適応できない
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この “二大リスク”(=The Two Biggest Risks)は、私達を「人生の勝者」と
“敗者” にふるい分けするほどの大きな問題です。―― しかし、 “二大リスク”
の存在に気付いて、対応策を講じている人はとても少ないのが現実です。
このままでは、私達現役世代の「8割」は、“人生の途中破綻” という事態に陥り、
その後、“不幸せで/不本意な人生” を送ることになってしまいます。
画像の中に、“長生きリスク”(=健康寿命/絆/キャッシュフローが途切れる)
というキーワードがあります。――「人生70年」が一気に『人生100年』となり、
“人生を途中破綻させる存在” として現れたのが “長生きリスク” です。
そこで、この厄介な存在を解消する方策として、①「健康寿命を伸ばして長く健康
でいる」②「社会活動寿命を伸ばして人・社会との絆を長く保つ」③「職業寿命を
伸ばしてキャッシュを長く手に入れる」という考え方が生まれています。
次回は、この「3つの寿命」を深掘りします。