■ “右肩下がり” の日本社会の中で、あなたは「右肩上がりの幸せな人生」を送っていけますか?(応用編30)
『人生100年』という新しい時代にふさわしい、新しい生き方が『一身二生』です。「現役世代」
にとって、とても大事なテーマですが、その前に「中年の危機」を解決しなければなりません。
―― これまで「55歳以下の人達」に向けて解決する方法を解説してきましたが、今回は「55歳
以上の人達はどうすればいいのか?」についてです。図表をご覧ください。
241017(図表をクリック)
厳しい内容だったでしょうか。この図表に出てくる “二大リスク” とは、
㈠ 「100年ライフ(=男性95年/女性100年の長さに耐えられない」というリスク: “長生き
リスク”(=健康寿命/絆/キャッシュフローが途切れる)によって人生を “途中破綻” させる
㈡ 「社会保障制度や雇用制度の変革に適応できない」というリスク:「人口縮小×高齢者の高齢
化」という “右肩下がりの社会” (=衰亡していく社会)の中を私達は生きていくことになる
“二大リスク” を解決するため、新しく登場したのが、「職業寿命/健康寿命/社会活動寿命を
伸ばしていく」という方法です。なかでも一番大事なのが「健康寿命100歳(=男性95歳/女性
100歳へのアプローチ」です。――『健康寿命』は現在「男性73歳/女性75歳」なので、20年
以上も伸ばさなければいけません。この具体的な方策については別途解説します。
そして私達「現役世代」は、『職業寿命』も伸ばしていかないといけません。この観点から、
もう少しかみ砕いて解説します。図表をご覧ください。
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現役「年長組」である「55歳以上の人達」が率先垂範して、「右肩上がりの幸せな人生」実現
に向けて行動するのが美しい姿です。大変ですが何とかなります。