■ “右肩下がり” の日本社会の中で、あなたは「右肩上がりの幸せな人生」を送っていけますか?(応用編16)
前回の内容は理解できたでしょうか? 大事なポイントは下記の循環図です。
「室内環境を整える」➡「脳内環境を整える=健康脳になる」&「体内環境を
整える=健康体になる」➡「健康寿命を伸ばしていく」という循環図です。
皆さんはまだ、『健康寿命』という存在の大きさを実感できる年齢ではないで
しょうが、65歳(いわゆる前期高齢者)になり、75歳(後期高齢者)になると
身に染みて実感できるようになります。―― でも、それでは遅いのです。
というのは、「2人に1人がなる癌」や「3人に1人がなるMCI/認知症」は70代
になって発症するケースが多いのですが、「癌細胞」も「認知症の原因物質」も
40代から溜まり始め、20~30年かけて集積し、「癌」や「MCI/認知症」とな
って発見/発症するからです。―― しかし、この仕組みを知っている人は少ない。
次の図表をご覧ください。いかに『生活スタイル』が大事か、ということです。
240926(図表をクリック)
驚かれたでしょう。皆さんが70代になる2040年には、「3人に2人」が「癌」に
なり、「2人に1人」が「MCI/認知症」になると厚労省が予測しています。――
ではなぜ「生活スタイルを変える」政策を推進しようとしないのか? 不思議です。
まさに、「自分で自分の身を守らなければいけない」時代の到来です。――「生活
スタイルを変える」ことの手始めは、「室内環境」を整えることです。それは、
「脳内環境 & 体内環境」を整えて『健脳 & 健体』となることに繋がります。
これが、『健康寿命』(=脳と身体の耐久年数)を伸ばす基本のキです。
キーワードは、「快食/快眠/快便」の『生活スタイル』と『健脳&健体』という
『ウェルビーイングな状態』です。次回は、キーワードを図表にして解説します。