■平成から「次の時代」を見る(10)

世の中は変わりつつあります。そして令和時代に入ると、更に加速がつくと思われます。


そして、仕事人生を、会社に依存することなく、自分でつくっていくための方法が、「起業家マインドを持つ」=「起業家のように考え、働く」ということです。

まず、「“起業家” とは、どういう人なのか」を考えてみましょう。


次に、“起業家マインドを持つ” とは、どういうことでしょうか? 言い換えると、「“起業家マインドを持つ人” はどういう人なのか?」ということです。

時代に合った事業を構想し、会社を起こした “起業家” は、時代を掴んだ人です。その “起業家” が雇いたいと思う人になれば、つまり、「時代が求める人材」になれば、自信を持って働き、生きていけるということです。

では、時代が求める人材=「労働市場で通用する人材」になるには、“起業家マインド” を意識することに加えて、具体的に、どんな知識やスキルがあればいいのでしょうか?

40代・50代が新社会人になった頃は、まだ、「新卒一発採用、終身雇用、年功序列、定年制」が生きていました。それが、現役年長組になって、「75歳まで OR もっと先まで働く」という時代がやってきた。「もう、勘弁してよ!」という気持ちでしょう。

でも、自分の得意技を磨いて、たとえば成長分野のベンチャー企業に転職するなど、新しいことにチャレンジできるのです。ワクワクしませんか。

それに、長く “収入” を得ることができるし、自らの “成長” と “社会貢献” も手に入れることができるのです。それは、人生を二倍も三倍も楽しむようなもの、素晴らしいことではありませんか。考えようでいくらでも未来は開きます。

そして、企業の側も、「雇用の責任」に対する考え方を、変えようとしています。その先鞭を切ったのが、37万人のグループ従業員を抱えるトヨタ自動車です。合言葉は、「トヨタの外で勝負できるプロを目指そう!」です。


時代に合わせて、企業側も変わろうとしています。働く側も変わらなければならないのです。同じ変わるのなら、ポジティブ、前向き、楽観的にやっていきましょう。

これまで10回にわたって、■平成から「次の時代」を見る、というテーマで書いてきましたが、いかがだったでしょうか。令和時代まで、残すところ、あと6日です。

令和という新しい時代がスタートすると、変化のスピードは加速していきます。時代の大きな風に帆を張って、威風堂々とやっていきましょう。そして、長くなった人生を存分に楽しみませんか。

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