■ “右肩下がり” の日本社会の中で、あなたは「右肩上がりの幸せな人生」を送っていけますか?(自立編7)
“長生き病”/“食環境病”/“現代病”とも呼ばれる、「癌/認知症/寝たきり」に代表される
現代の “生活習慣病” ~ この『対応策』を学びます。今回は「第一項目」です。
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「第一項目」を2枚の図表で解説します。1枚目をご覧ください。「身体と脳の仕組み」です。
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身体は37兆個の「細胞」(=Cell)からできていますが、1年でほとんどが入れ替わります。
―― つまり「新陳代謝」(=Metabolism:メタボリズム)されるのですが、「良い面」は
「1年でほとんど入れ替わる」=「良質な細胞に入れ替えると1年で体質を変えることが可能
である」ということです。
「厳しい面」は「脳の神経細胞と心筋細胞だけは新陳代謝しない」=「生涯大事にしないと
いけない」ということです。
そして「悪い面」は「新陳代謝力」を弱めてしまうと「メタボリックシンドローム」(=代謝
異常症候群:新陳代謝の異常)となり、「メタボリックドミノ」(=ドミノ倒し)で「高血糖
/癌/認知症/寝たきり」などを招いてしまうことです。――「メタボ」は単にポチャっと太
っている状態ではなく、さまざまな生活習慣病を起こす “引きがね” なのです。
2名目の図表をご覧ください。「生活習慣病と新陳代謝の深い関係」を知ってください。
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現代の「食環境」(=Food Environment)が「糖質の過剰摂取」&「ミネラルの摂取不足」
という「2つのパターン=“間違った食習慣”」を引き起こし、この食習慣が「新陳代謝力」を
徐々に弱め、20~30年の年月を掛けて、“食環境病”(=Food Environment Disease)と
も言える「癌/認知症/寝たきり」を発症させているのです。
次回は「栄養摂取の過・不足が “生活習慣病”を引き起こしている実態」について解説します。