■ “右肩下がり” の日本社会の中で、あなたは「右肩上がりの幸せな人生」を送っていけますか?(応用編4)
《人生戦略》の5層目「生活スタイル」(「幸せな人生を生きるには?」の問いに
答えを生み出すアート思考で「アートのある幸せな生活」をする)に入る前に、
幾つかのテーマについて解説します。
今回のテーマは「世の中には二通りの生き方しかない」です。図表をご覧ください。
240906(図表をクリック)
『一』折に触れて自分の生き方を振り返り、「自分が考えた通りに生きる」生き方
「二」思慮なく「世間の風潮や押し寄せる雑事に自分の生き方を任せてしまう」生き方
厳しい現実ですが、世の中には二通りの生き方しかないので、『一』の生き方をして
いると言い切れる人以外は、すべて「二」の生き方に入ってしまいます。―― 中間は
ありません。時には『一』/時には「二」という生き方はいずれかに収れんされます。
社会の状況や組織の秩序に主導権を与えていると「二」の生き方になってしまいます。
そして「二」の生き方を続けていると、気が付いた時には “右肩下がりの人生” や
“空っぽな人生” (=Empty life)になっています。もう手遅れです。
そうではなく、①折に触れて自分を振り返る。②過去の経験を意味付けする。③未来
に何をしたいのかを自分の言葉で語る。―― そうすれば『一』の生き方ができます。
『一』の生き方は『右肩上がりの人生』/『充実した人生』(=Full life)です。
キーワードは「振り返る」/「意味付ける」/「自分の言葉で語る」です。これは
《人生戦略》をバックアップする重要な戦術です。次回に詳しく解説します。