●閑話休題

 

このところ人生100年という言葉を頻繁に耳にします。少し前までは「えっ!せいぜい90歳じゃないの?」とちょっぴり違和感がありましたが、それではいけないと思うようになりました。

 

というのも、若い人達にとっては既に人生100年の時代なのです。現在18歳が100歳になるのは82年も先のこと、そしてそのうち半分は22世紀をその目で見るのです・・・。

 

時間軸がポッカリ抜けていたと反省です。私たちのすぐ後ろから、人生100年時代が追いかけてきています。今の常識はどんどんアップデートされ、10年後には、例えば75歳まで働くのが当たり前かもしれません。

 

閑話休題。それはさておき、わたくし事です。仕事が入っているのは、大変うれしいのですが、ついブログを書くのが遅れてしまいます。段取りがうまく取れないと反省です。

 

仕事の合間を縫って、リハビリもしなくてはなりません。仕事寿命も長くなっているから、おいそれとは辞めさせてくれません。そのためにも、身体を整えることを並行して行わないと。

 

8年前に大病をしましたが、日々幸せに充実して生きています。身体の不自由さも随分慣れました。日常生活も無事に送れています。

 

でもです。ここで一つ問題が。それは身体が不自由でない状態を忘れつつあるのです。この身体、そしてこの状況に慣れてしまい、これが通常になってしまっているのです。

 

慣れることは大事だし、状況に対応できることも勿論大事ですが、本来の姿、様子、基本を忘れてしまったのではどうなんでしょうか?

 

考えてみると、こういうことは多くあります。今の自分の状況が全てで、それに慣れて、本来のあるべき姿や、したほうが良いことを考えなくなる・・・。

 

気持ちは楽ですが、成長は無いように思います。齢を重ねても、変化対応力はつけても、やっぱりそこに留まってはいけないように思います。

 

大変なことがありましたがそれを乗り越え、そのため今がうまく行っていても、また自分では案外満足していても、やっぱり慣れ過ぎるのはいけないかなと思います。

 

未来志向、新しいことにチャレンジ、基本の見直し、人生の振り返り、これからの人生設計・・・。することはまだまだ見つけられそうです。

 

そして、どうやら「今を大事にする」ことと「今に慣れる」ことは違うんだと思うこの頃です。

 

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