●組織から卒業するということ

 

ビィ・ステーションは私にとって、3つ目の会社です。2つ目までは、サラリーマンでしたから、それぞれにそのままいたら昨年で退職でした。ベテラン研修に参加される皆さんは、サラリと「あと3年で退職です」とか「やっと卒業です」とかおっしゃいますが、胸中は複雑の様です。

 

今思うと、なぜ大学の4年生の時、あんなに就職に拘ったんだろう?4卒女子には門戸が開かれていなく、「このままじゃダメだ!!」と焦りまくっていました。何処かに所属できなければ、万事休すと思い込んでいました。

 

やっと入れた会社なのに、寿退社でした。ほんの数年のために、入社に向けて、あんなに頑張っていたのでしょうか?就職が通過儀礼だったのでしょうか?

 

同期が、研修の参加者が「退職」を迎える今、入社と退職のこと考えています。両親から、物理的にも、精神的にも自立することを求めて就職しましたが、目的は達成していたのでしょうか?単に時流に飲まれていただけのような気がします。
そして、世間的には引退の時期を迎えた今、自分の会社だから、卒業の時期を決めかねて、考えないようにしている自分がいます。

 

一旦、区切りをつけたいと思うのは贅沢だと言われます。いつまでも働ける環境は羨ましいとも言われます。

私には、強制卒業はないのだから、確かに継続する日々は、幸せかもしれません。それでも、卒業しないと次の扉が開かないと、焦ります。

 

組織からの卒業は厳しく、大変なことだけど、でも新たな道を行くことができるのです。ずっと同じ道で無い人生の方が魅力だと思うのです。

 

組織からの卒業は人の無限の可能性を実現できる機会だとも思うのです。

 

 

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