障害者週間
12月3日から9日までは障害者週間です。12月9日の「障害者の日」が拡大して、週間になったようです。
メインテーマは、次の3つです。
1.共生社会(障害の有無に関わらず誰もが人格と個性を尊重し支え合う社会)の理念の普及
2.障害に関する国民理解の促進
3.国民一人ひとりが日常生活や事業活動の中で自ら実施できる配慮や工夫の周知
障害者という言い方の「害」の字に嫌悪を感じる人も居るのですが、多くの人に障害者のことを認知してもらえるのは良いことだと思います。
人は「十把一絡(じゅっぱひとから)げ」で見てしまいがちですが、実態は千差万別です。障害も様々なものがあります。でも共通しているのは、少しの手助けがあれば心も体も穏やかに過ごせることだと思います。障がいがあっても、社会に参画して、人と触れ合って生きていけたら幸せだと私は思っています。
今の世の中はとても厳しいです。自分ひとりの面倒を見るのも大変な時に、自分の周囲を見て心をかけるのはしんどいと思います。でも誰かが自分のことを気にしてくれているという思いは、障がいがある身(チャレンジドな身)にはとても嬉しいことです。その嬉しさは私も誰かを気にかけて恩返ししたいという気持ちに膨らみます。
これからますます高齢化が進みますので、障がい者にならなくても、多くの人たちが弱者の立場になります。そんな時代だからこそ、「共存、共尊して、共生する社会」を築いていきたいものです。人は人に支えられて生きていると思います。そのことに感謝する週間でもあるのだと思っています。
↑ 写真にはいないけど朝早くから作ってくれたムーのかぼちゃスープと一緒に