人間模様

 土曜日に、帝国劇場にミュージカルを見に行きました。演目は「モーツァルト!」。久し振りのミュージカルでしたが、モーツァルト役を山崎育三郎とのWキャストで競い合っている井上芳雄の清々しい歌声と若々しさに元気をもらいました。

市村正親、山口祐一郎も渋い、そして迫力のある存在でした。今回の公演を何度も観劇しているファンも多いようです。色々な声が寄せられていますが、私はモーツァルトの苦悩にじれったさと哀しみを強く感じました。

宣伝文句をそのまま言えば、

『愛と自由、そして音楽を求めた「人間モーツァルト」と、「才能の化身でありモーツァルトの影=アマデ」に焦点をあて、神童・モーツァルトの姿に迫ります。演出は、当代最高のミュージカル演出家と呼び声の高い、鬼才・小池修一郎(宝塚歌劇団)が4度目の演出を担います』。

3時間の舞台の中に登場人物の人間模様が色濃く詰め込まれた、素敵なミュージカルでした。

 

人間模様は舞台の上だけではなく、私達の生活にもあります。人が複数存在すれば、様々な組み合わせや感情がそこに渦巻いています。一人ひとりの思いなどは、人間模様の中で吹っ飛んでしまうこともあります。でも人間模様というのは、怖くもあり、楽しくもあり逃れられません。

人がいるから悩みもあります。でも人がいるから人生は面白く、魅力的でもあります。私の周囲の人間模様もこの一年間で大きく変わりました。しかも、私が望んで変わったのではないところが面白いです。でも実は、一部は自分が望んでいるから変化しているのだと思います。

自分が居心地の良い人間模様を作りたいと思う反面、流れに任せて出来上がって来るのも良いなとも思います。人は一人では生きていけません。ですから、様々な人と作り上げる世界に身を委ねることにも憧れます。

 

 

 

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人間模様” に対して1件のコメントがあります。

  1. まーくん より:

     ごぶさたしてます。
    先月、家内と「モーツァルト!」を観てきました。まさに「登場人物の人間模様」という言葉に凝縮される素敵なミュージカルでした。主役は「育ちゃん」でした。うーんやっぱり「芳雄くん」の方が好きかな。
     6月には「芳雄くん」の「キャンディード」に行きました。来年3月は「ウェディングシンガー」を取りました。
     それから「新妻聖子」は上智の卒業生って知ってましたか?
     

  2. まーくん より:

     さっき言い忘れました。
    「井上芳雄くん」は僕たちの大学同級生の「芳司さん」と「鬼丸さん」の高校の後輩にあたります。知ってた?あっ、福岡の「西南学院高校」です。

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