心の持ちよう

前にも書きましたが、鍼治療をリハビリ・プログラムの一環で行っています。左半身を中心に、顔面、頭部に、週一回治療してもらっています。担当医の牧田中医クリニックの矢野先生は、鍼での治療だけでなく、私がふと思ったこと、感じた体の小さな変化も聞いてくれます。

「最近口の左下が痺れる」と言った時は、「細かい痺れを感じることは進歩ですよ」と言ってくれます。また、鍼を打つときに左足を上げる動作が、前よりもスムーズになったとか、今日は少し寝不足ですか?とか小さな変化に私と同じように気付いてくれます。

 

人から見れば、まだ左上肢は自由に動いていない状況です。「手は動くように成りましたか?」という問い合わせには、「まだです」としか答えられません。でも小さな変化は随分あるのです。それを感じるのが自分だけではないことが、本当に嬉しいです。

矢野先生に「時間と競争しないで諦めないで治療を続けたい」と伝えると、ご自分の心臓の所でこぶしを握って、私の心の持ちようを褒めてくれます。「僕たちが出来るのはあくまで治療のサポートですから、ご本人の気持ちの持ち方で成果は大きく変わります」ともおっしゃいます。その言葉が私の気持ちを盛り立ててくれます。

 

杖を使いながら、左上肢の動きを気にしながら、講演や打ち合わせに行くと、健常者との違和感、以前の自分との相違を嫌と言うほど味わいます。でもそれは私の心の弱さであり、心の持ちようが生み出すものなのです。

新しく企画した「ウエルネスプログラム」の中で、メンタルヘルスに関する仕事も増えていますが、仕事の現場で心を塞いでしまう人が増えています。病気を発症してしまうと、私たちでは対応出来ませんが、その手前で悩んでいる人達の中には、自分の心の持ちようがコントロール出来なくて悩んでいる人も多いのです。

 

何度も書いていますが、人間は脳に(というか自分の考え方、見方、感じ方)に大きく支配されています。同じ事象を体験しても、その感じ方でもたらされる結果は大きく変わります。

自分も含めて「物の見方、理解の仕方、心の持ちよう」をどうすれば幸せになれるのか考えたいと思います。

 

 

 

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