言葉のつまみ食い

仙石官房長官が記者会見の発言は官邸のホームページで全文公表することを決めたようです。その背景には、新聞記事で発言の一部をつまみ食いされることへの苛立ちがあるようだ、と記事には書いてありました。

確かに伝えたいことは言葉の一部だけを切り取られたら、その真意は伝わりません。それどころか、真逆の解釈をされることもあり得ます。また、言葉に乗せた微妙なニュアンスも一部だけでは伝わらないこともあります。

それにもまして、ある言葉を確かに発したけど、周囲の解釈が、自分の考えと全く違うこともあります。そういう意味で言葉を発することは難しいです。何を言わんとしているのか、その真意は何なのかを掴もうとせず、そんなことは無視して、特定の「単語」だけが引っ張り出され、何かの引き合いに出されることもあります。そうなると自分の発言ながら自分を置き去りにして、一部の言葉や特定の単語が一人歩きします。

 

公の場だけではなく、例えばこの様なホームページ上のブログでも、発する内容に責任を持つことは必要です。でも私が発した言葉が相手にどう伝わるか、どう解釈されるかは分かりません。どの様に理解されても良いのですが、傷つけたり、イライラさせたり、困惑させてしまったら大変だといつも思っています。

そういう私も誰かの発言を自分勝手に解釈することもありますし、一部の言葉をつまみ食いして、怒ったりもします。少なくとも言葉に関わる仕事をしているのですから、自分勝手なつまみ食いは止めようと、この記事を見て思いました。

 

 

 

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