大仏再会

20代前半に友人5人で奈良を訪れて以来、30年振りに大仏に会いました。病気を発症する直前に書き上げた書籍名は「自分建立」。勿論大仏建立に思いを馳せて付けた題名です。その思い入れの深い大仏を見たくて、奈良に来ました。

大仏は何のために造られたのだろう?正倉院がシルクロードの終着駅と言われるように、大仏には東アジアに於ける仏教の歴史が秘められています。大仏開眼会が行われた752年は日本に仏教伝来して200年の記念すべき年。200年という短期間で仏教を精神的バックボーンとする平和で理想的な律令国家「日本」の存在を内外(国内及び東アジア)に示すための誇らしい国家的シンボル、それが高さ15メートルに及ぶ東大寺大仏です。

産業革命以降200年に亘り世界の中心であった欧米に成り代わって、21世紀を牽引していくのは東アジアと言われています。平城遷都1300年の今年は、これから発展する東アジアに於ける日本の新たなポジションとは何か?どう「日本建立」したらいいのか?を皆で考えたいものです。

しかしそうは言ってもこれはかなり難しいお題です。でも仕事に追われているわけでもない今こそ大仏様からの宿題だと思い、次世代に何か残すべくこの難問に取り組みたくもあります。与えられた環境や状況の中でどう生きるのか?ではなく、どの様に環境を作り、状況をリードしていくべきかを考えてみます。遠く1300年前を思い、少し真面目になっている私です。

宅急便の送り状にもせんとくん

緊張と暗さで手ブレしてますが…大仏様です

 

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