上肢サポート装具と気持ち

先週から試しに上肢をサポートする装具を着けています。肩の脱臼を防ぐと同時に、力の入らない左上肢を支えてくれるので、歩行時に左手が邪魔にならなくなりました。日常生活でも左手を意識しないで済みます。何もかも万全とはいきませんが、良き相棒が出来たという感じです。

上肢サポート装具着用イメージ 

実はこの装具は、担当医とどうしても合わずに強制退院した病院でも、その担当医から勧められました。その時は、何故必要なのか?効果なんなのか?は全く説明されずに「着けるように」と言われましたので、反発もあり受け入れられませんでした。

退院して色々な分野の専門家に会い、自分でも情報を集め、現状が自分なりに理解出来てきました。その結果今私にはこの装具がベストだろうという結論に到達しました。メーカーの営業の女性も細かく装具の特徴を説明してくれます。この装具のプラスマイナスの効用も理解できました。それで着用を決心しました。これからの夏本番には、少し暑い装具ですが、体を一定の形に保つことはリハビリには重要なポイントですので、キチンと装着していきたいと思っています。

しかし人の気持ちは面白いですね。同じものでも受け入れ方で異なったものになったり、拒否していたものを受け入れたり。モノの味方、感じ方で様々な状況が生まれます。

発症して、自分で考えて結論を出すことの大事さを学びました。今までの私は人から勧められると何でも受け入れてしまうことが多々ありました。どちらも時には必要な姿勢だと思います。今の私にはこの二つのバランスをとっていくことが大事だと感じています。

 

 

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