高円寺界隈
昨日は午前中仕事をして、13時から贔屓の「なんでも鑑定団」の再放送を観てから、外出しました。目的地はJR中央線の高円寺駅です。岡山発の桃太郎ジーンズの店を探しに行きました。
ジーンズと言えば岡山県児島(日本のジーンズ発祥の地)、岡山と言えば桃太郎ということから名付けられたとか。右バックポケットのトレードマークは、鬼退治に向かう桃太郎の出陣幟に描かれる「二本の線」(=日本の線)でこの出陣ラベル(GOING TO WAR LABEL)に気骨があって力強いです
ジーンズ(道具)を通して人生や生活、心が豊かになるように…をモットーに、超ローテク作業で最高峰を目指すデニム生地の職人達が作っているという話に心惹かれたのです。
ところで高円寺はたまに行きますが、駅の北口が中心です。といっても、高円寺に対する私のイメージは古着屋さんが多いこと、小さな様々な店が多いこと、阿波踊りが盛んなことぐらいです。同じJR中央線では、荻窪や西荻、吉祥寺は大泉学園から直通のバスがありますので、簡単に行けます。どうしてもそちらに行きがちで、高円寺は行きたいけど、足が遠のき易い場所でした。
今回は家人の強い要望で高円寺駅の南口にある店舗を求めて、電車とバスを乗り継いで出掛けました。初めて訪れた高円寺駅の南側エリアは中々魅力的な商店街でした。高円寺には大型店舗がなく、小さな店が独自性を発揮して独特な雰囲気を作り上げています。感じていたイメージ通り、古着屋も多く、カフェとラーメン屋が多いのにも驚きました。一人暮らしの若者に人気の街というのもうなずけると同時に、私達世代にも暮らし易そうな街でした。
探していた店舗は駅から私の歩行で15分程の所にこぢんまりと、街のイメージに溶け込んで存在していました。岡山の店舗とは異なり、お客様が5人もいれば一杯という狭さでしたが、私が行った時には既に中高年の男女3名と若いカップルがいました。それを女性一人で対応していましたが、中々手際よく対応してくれていましたので、待たされているという感覚はありませんでした。
自社や商品の説明も的を射ており、会話も楽しめ、気がついたら家人は沢山の買い物をしていました。探しても行きたい店舗でしたから、商品には初めから満足感はありましたが、この女性スタッフにはまた会いたいです。帰りに商店街のとんかつ屋さんで食事をしましたが、値ごろ感もあり、満足でした。店の前を通って気になる所も随分ありました。奥が深い高円寺界隈をこれからも新たな発見を求めて散策したいです。
桃太郎の出陣のように威風堂々を目指します。