■コロナ後の「社会」「企業」「個人」(2/2)

コロナ後、社会は「サステイナブル社会」、個人は『ウェルビーイング人生』を志向します。そのため社会は「社会保障制度の根本的な変革」⇒「社会の再構築」に、個人は『長寿社会における幸せな働き方・ライフスタイルの確立』⇒『人生の再構築』に取組むことになります。

再構築の鍵は “生産性” です。デジタル化、人口減少と人生の長期化が押し寄せる中、生産性のエンジンをフル回転させないと、「社会丸」も『人生丸』も途中座礁してしまいます。解決策は下記のサイクルを回すことです。もはやコロナ以前の「社会」や『人生』ではありません。

「社会」「企業」「個人」の立ち位置から見ると、コロナ後の社会が浮かび上がってきます。

社会全体から見ると、人材は大手企業に、社会保障は高齢者に配分が偏っている。そのため過剰気味の大手企業から、伸びる産業や人手不足の中小企業に人材を移す。高齢者は75歳からと再定義し、年金開始年齢を引き上げる。自助努力で健康寿命を伸ばし、医療介護費を圧縮させる。その分を子育て世代に配分する。そして人生100年時代という大きな潮流を捉え、75歳や80歳まで現役、生涯現役を目指す。そうしないと、社会を持続させられない。

企業から見ると、市場縮小やデジタル転換が急スピードで進む中、産業構造やビジネスモデルの転換、組織や人員の新陳代謝をしないと、生き残っていけない。大手企業は過剰な中高年社員を社会で長く活躍できるように『社会人材化』して、ウィンウィンの関係で送り出す。

個人から見ると、働く期間はどんどん長くなり、長く働ける場を求めたり、キャリア形成のため、複数の仕事や企業を経験することになる。この流れを掴まないと、時代遅れになる。

皆さんのこれからの『人生航路』を、描いてみてください。