■コロナ行動制限➡『仕事観』転換(2/2)

次に、「コロナ前」の状況に加えて、『コロナ後』に起こることです。

「テレワーク(在宅勤務)やローテーション勤務、打ち合わせはテレビ会議で」を経験したことで、「オフィス・会社・組織のあり方」から「マネジメントの方法」まで大きく変わる。

不要な業務が洗い出され、最適な人員規模を知り、必要としない人材があぶり出される。「コロナ前」も、黒字リストラで改革に乗り出す企業も少なくなかったが、これが加速する。

人口減やデジタル転換がスピードを増す。「コロナ前」も、あらゆる産業・企業は事業構造やビジネスモデルの転換を迫られていたが、経営環境が一段と厳しくなる中、待ったなしだ。

新卒一括採用から始まる日本型雇用慣行がいよいよ行き詰まる。「コロナ前」も、終身雇用の限界が叫ばれていたが、職務(ジョブ)型雇用や中途採用の比率が格段に上がっていく。

長期化していく仕事人生とは、「42.195km走り終えたら、えっ!ゴールは10km先だった」のようなもの。では、完走できる態勢をどうやって整えるのか? それには完走地点(GOAL)を設定し、そこから逆算して考えるのが有効です。その際、大切なポイントは次の2つです。

やってみたいこと、ワクワクできることに取組んだり、チャレンジしないと、途中でイヤになるし、長丁場の仕事に精神も身体も耐えられません。自分は何をやってみたいか?

75歳や80歳までの仕事人生を完走するには、働く場が必要です。どう見出すのか?

日本はデジタル革命では周回遅れですが、寿命革命ではフロントランナーです。世界に向け、ロールモデルを提供できる立ち位置にいます。そのためには現役年長の私達が先頭に立って、この課題に楽しんで取組むしかない。50代が変われば、社会全体も変わります。