■コロナ行動制限➡『仕事観』転換(1/2)

行動制限の連続です。緊急事態が5月31日まで延長されました。皆さんもこんな形で「こどもの日」を迎えるとは、思っていなかったことでしょう。でも物事は考えようです。

こういう時こそ、思考に制限をかけず、たっぷりある時間を使って「コロナ前」を振り返り、その上で、『コロナ後』の働き方・ライフスタイルを考える。この好機を逃さないことです。

というのも、「コロナ前」の時点でも、「仕事人生」&「人生」を完走することが難しくなっていましたが、『コロナ後』はさらに難しくなると思われるからです。これは私達にとって、とても大変な事態なのです。

その背景はこういうことです。まず、「コロナ前」の状況です。

近年急速に寿命が伸び(寿命革命と言われています)、「現20歳の多くは百歳まで生き、その目で22世紀を見る」―― 80年後に百歳で22世紀を迎える現20歳には人生100年時代は始まっている。私達中高年だって、女性95歳/男性90歳まで生きることが見込まれる。

これは大げさな話ではない。現時点でも、最頻死亡年齢(最も多い死亡年齢)は女性92歳/男性88歳。それに現50歳の女性が95歳になるのは45年後のこと、世の中は人生100年に向かっているのだから、私達中高年が百歳まで生きても不思議ではない。

世界最大のシンクタンクのOECD(経済開発協力機構)が2006年に提唱した標語がある。「LIve longer, Work longer」(より長く生き、より長く働こう)。長く生きることは長く働くこと。そうでないと、社会全体も個々人の人生も成り立たないと警鐘を鳴らした。

昔から「人生50年」と言われ続けてきましたが、戦後の高度成長期を経て、あっという間に「人生70年」となり、人生80年をスルーして、今、「人生100年」に向かっています。

デジタル革命が社会に大きなインパクトを与えていますが、寿命革命の影響のほうが大きい。人生航路が圧倒的に長くなり、誰にとっても、完走することが難しくなっているのだから。

間違いなくこうなっていくであろうという「社会の在りようや制度」を読み、先手を打って、『時代観・人生観・仕事観』を転換する。そして、対応力と耐久力を高める努力をしないと、静かに急速に押し寄せる寿命革命&デジタル革命の大波の中で途中座礁してしまいます。

ー次回に続くー