●話し方のニュアンス??
同じ事柄や事実を説明していても、Aさんの話は受け入れられるが、Bさんの話は不快になる、そこまでいかなくても「受け入れがたい」ということがあります。
これはどうして起こるのでしょうか?
周囲が、受け入れにくいと思う人は、周囲の人と関わるあらゆる場面で、「相手に飲まれてはいけない」「下に見られたらいけない」「馬鹿にされないようにしよう」「舐められてはいけない」と思っているのでしょうか?
だから他者に対して、攻撃的な物言いをしてしまうのでしょうか? もしくは攻撃的でなくても、人が受け入れがたい話し方のニュアンスを出してしまうのでしょうか?
相手に対して、負けたくない、関わりの全ては勝ち負けだと思っているとしても、直接関係のない事柄や事実を伝えるだけでも、どうして拒絶されたりするのでしょうか?
感じ悪いからの一言で、済ませられない「何か」がそこにはあると思うのです。攻撃的になるのは、自分自身を世間が受け入れていないという不満と不安があるのではないでしょうか。
不満や不安があるから攻撃的になり、相手を制して自分を認めさせたいと思うのかもしれません。
でもです。不満や不安があるのであれば、自分を正直に打ち出すことが大事だと思うのです。北風と太陽です。攻撃的なニュアンスには誰もが違和感を覚えます。私の拙い経験ですと、攻撃的なニュアンスの人は多くが優秀です。
それを話し方のニュアンスだけで、周囲に優秀さを理解されないのはもったいないと思うのです。
社会は人が人と関わって成果を出します。様々な人と関わることで、多くの知恵も身に付けられます。それを減らすのは、あまりにももったいないと思うのです。如何でしょうか?