審査員

昨日は日本ショッピングセンター協会主催の「第16回SC接客ロールプレイングコンテスト」の関東・甲信越支部大会がありました。

来年1月の全国大会出場をかけて200名以上の皆さんが日頃の接客の成果を競う大会です。関東・甲信越だけでも4日間の熱戦が繰り広げられます。

一人の持ち時間は6分間。この短い時間の中で、感動の接客をお客様に提供するという大変ハードルの高いコンテストです。でもとても興味深いものですので、もし興味があればホームページを見て下さい。私達の身近に居るブティックや飲食店のスタッフが汗と涙の努力を繰り広げています。

昨日は専門審査員として参加しましたが、つい思い入れが強くなってしまい、時には冷静さに欠けそうになり、自分自身の修正に苦労しました。50名の熱演が終わったときには、研修とは違った疲労が襲ってきました。経験一年未満のスタッフから10数年のベテランスタッフ、応援する企業やディベロッパーの仲間、その真剣さに圧倒されます。この支部大会に出る迄には、ディベロッパーの中での予選や企業の中での選出があります。

日頃の仕事も抱えながら、企業と仲間の期待にも応えるという非常に強いプレッシャーの中での参加です。でも皆さんは少し緊張し、高揚しながら自分の精一杯を見せてくれました。

出来れば全員を全国大会に送り込みたいのですが、昨日は上位2名が全国大会の出場切符を手にしました。これからまた全国大会での上位入賞を目指して、努力が続きます。でもそれは同時に自分のお店に来てくださるお客様のためなのです。一人でも多くのお客様に喜んで頂く接客を目指して皆さん頑張っているのです。

その姿に私自身が励まされました。今は物販・飲食業には大変厳しい時代ではありますが、こんな風に頑張っているスタッフがいる限り、未来は明るいとも思いました。

審査員席に座る江尻の後姿(一番右)

競技開始前のステージの様子

 

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