読書
メールを毎日交換している友人達は皆相当な読書家です。この数日間、書籍の題名と感想がメールの中を飛び交っています。どれも手強い、でも面白そうな本ばかりです。その内の一冊でも読んでいれば、参加できるのですが、話題の村上春樹「1Q84」すら読んでいない我が身には、初めて聞く題名の、それも考えさせられる内容の書籍はすぐに飛びつけない代物です。故に沈黙中です。
元々ビジネス書や心理学、という仕事に関する本には興味が高く、かなり読んでいる方ですが、それ以外の読書は子供の頃からあまり得意ではありませんでした。恐らく、机の前に座って一定の時間静かに本を読むというのが性分に合っていなかったのだと思います。思えば小学校の授業も実験とか、班での話し合い、等のワイワイガヤガヤ系が好きでした。
入院中はリハビリ以外には膨大な時間がありましたが、初めのうちは右脳に徐々に刺激を与える(?)ために、きれいな絵本が良いという話しを聞き、皆からのプレゼントもあり、沢山見ました。絵本などは子供の頃以来でしたが、これがはまってしまい、今でも愛読しています。
これからの仕事に関連する本は読み始めていますが、中々それ以外には手が出ません。読書は自分の知らない世界を教えてくれたり、ページを開くだけで時空間を超えて本の中のワクワク・ドキドキ世界に一気に飛んで行けます。
それと同時に、「同じ本を読んでもこんなに感じ方が違うのか?」という読後感想を聞くのも格別な楽しみです。この週末から友人達の話に加わるために、お奨めされている本を読もうと決心しています。
その中でも題名から興味を引くのは、「バス水没事故 幸せをくれた10時間 人を深く信じた奇跡の瞬間」(中島明子)、「サクリファイス」(近藤史枝)、「理系くんのトリセツ」(織田隼人)…等。
しかし決心するという感覚自体が、読書を楽しむという目的から逸脱していると家人は笑います。そこで家人から、「最後の日本人」(日本人とは何か、ここに登場する25人が私の答えである?斎藤明美)、「甘い生活」(男はいくつになってもロマンチックで愚か者?島地勝彦)でも気休めに読んでみたらと奨められる始末…。
どうやら私にとって読書は子供の頃の夏休みの感想文書きの宿題から成長していないようです。
↑ 友人達のおすすめ
↑ 家人のおすすめ