身近な桜に思うこと

週末に待望の奈良吉野に総勢7名で桜を観に行きます。一度は観たいと思っていたのが、家人や友人の協力で実行の運びになりました。天気はどうなのか?何を着ていこう?観桜しながら何を食べよう?兎にも角にも頭の中は吉野の桜でいっぱいです。

リハビリの帰りに、家から少しの所で見事な桜に出逢いました。友達から地元石神井川に咲く桜の写真も届きました。近所にある東映撮影所の桜も、その傍ら撮影所敷地跡を造成した大規模マンション沿いの桜並木もみんな見事です。

今までは杖をついて、足元を気にしながら歩くのに精一杯でした。ところが見上げて歩くようになると、あちらこちらで桜の見事さを発見する毎日です。吉野の桜ももちろん素晴らしいだろうし、出逢うのが楽しみですが、ふっと顔を上げれば、私の上にはたくさんの桜が咲き誇っていました。身近な桜たちと一瞬の春を楽しみます。

例年とは異なり、まだ桜が満開の今日は親友二人の誕生日です。幾つになっても誕生日はめでたいと思います。吉野で祝いの誕生日会をしなくちゃなぁ。

この二人を初めとして多くの人に私は生かされています。人との出会いは素晴らしいと思います。勿論辛い出会いもあるけれど、それも自分の成長の糧にしたい。出来れば出逢った全ての人から愛されたいと暴言を吐く私との付き合いで、家人には随分迷惑を掛けています。家人だけではなく色々な人に迷惑を掛けています。

でもいつか人に一瞬の春を告げている桜のようになりたいです。

石神井川の桜

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