OB会に参加しました

高校時代にバレーボールをしていました。幼い頃東京オリンピックで東洋の魔女に憧れて、それ以来バレーボールをしたいと思っていた夢が高校で実現しました。決してうまくはありませんし、強いチームでもありませんでしたが、夢中になってボールを追いかけた３年間でした。

今回、同期と先輩・後輩がリハビリ中の私を励ましてくれるために臨時のＯＢ会を開いてくれました。総勢２３名の集まりでした。高校時代コーチをしてくれた４つ年上の先輩にも会うことが出来ました。彼とは３０年ぶりぐらいにお会いしたのですが、当時と変わらず、あれこれ話してくれる姿は、私にとってはコーチそのものでした。

近い年代の集まりでしたので、皆さんにも色々なドラマがあり、時間の経過も感じました。でも高校生活という短いけど濃い時間を共に過ごした仲間達ですので、すぐにあの頃に戻りました。大笑いしながら当時の思い出を話せて楽しかったです。久しぶりに会った私、その時とは随分変わってしまった私を直ぐに受け入れてくれた都立富士高校バレー部のＯＢに感謝です。

その中で私は近況報告のスピーチをしたのですが、一昨年にホテルの大広間で催した会社設立１５周年パーティーでの自分のスピーチと比べると、話し方や流れは今一歩でした。でも、言葉を選びながら思いを伝えるという観点では、今回の方が、良かったかな？と自分に甘い評価をしています。私は少し変わったようです。

今回も周囲の人からたくさんの愛情を貰いました。それが私を変えた要素だと思います。人の愛情や親切に敏感になれたのは、脳梗塞になった現実の中で、数少ない良い変化だと思っています。