三ヶ月
命を永らえてから丸三ヶ月が経ちました。
体力も随分付いてきました。体力が付くことは嬉しいことですが、リハビリ的にいうとこの時期から体が顕著な変化をしにくいと言われています。
三ヶ月が目安であり、今以上にはなりにくいのかと、これからのことを気にしている私に、神戸から訪ねて来てくださっているスポーツトレーナーの松元先生が「人の体はそれぞれで、誰一人同じ人はいないのだから、統計を気にせず、自分の体をきちんと理解して、自分で目標を作って自分の努力を信じなさい」と言ってくれました。(松元先生は関西出身ですから、実際はもっと親しみ易い関西弁ですが・・・)
確かに誰かの言うこと、今までの例は参考になりますが、私の事ではありません。大事なのは「自分時間・自分思考」(これは家人がいつも私に言う言葉です)なのです。
つい今までの情報や知識、常識に囚われがちになると、心の中に諦めが首をもたげきます。「これぐらいしか出来ない」という言葉が出てきます。
でも私の今のリハビリに「マイナスは何一つないのです」。何でも喜ぶ、感謝して受け入れることが大事なのです。研修でコップに半分ある水を見て「もう半分しかない」と思うのか「まだ半分もある」と思うのでは、「その後の行動が大きく変わってくる」というものの見方についての講義があります。
今の私に切実に必要なのは「まだ半分もある」という見方です。自分のことを諦めない、見放さない、評価する。そんな日々をこれからも過ごしていきたいと思っています。