気の持ちよう
今日から10月です。嬉しいことに、友人の娘から「HANDS療法」という脳梗塞の治療方法の情報が舞い込みました。慶応大学が中心になって実施しているもので、高い成果を挙げています。まだ詳しいことは調べていないのですが、未来が開ける話題です。私を気遣ってくれるMちゃんの気持ちがとても嬉しいです。ありがとう。
病気の治療法方だけではなく、様々な情報が世の中にはあります。ネットの普及でその数は膨大なものになっています。積極的に調べれば、有効で有益な情報が沢山あるはずです。今までだったら手に入らなかった、知らなかったことも沢山存在します。
その膨大な情報量や存在そのものをどう捉えるかは、人によって異なります。便利な世の中になったという人もいますが、逆に沢山の情報量に途方に暮れる人もいます。作用があれば反作用があるように、便利であればある程に、その弊害も大きいのかなとも思います。
私は昔、本屋さんに行くと急に不安な気分になりました。これだけの書籍を読むことは不可能だという焦りからです。怖くも感じていました。でも今は家人と一緒に本屋さんに行くのが楽しみです。興味深いタイトルを見つけるとワクワクします。いつ読むの?と思うほど書籍を購入する家人の買いっぷりにドキドキします。
病気を発症して日にちが浅いときは、治療方法の情報を集めなくてはと焦っていました。私だけが有効な治療方法を知らないのではと不安にも陥りました。手に出来る可能性がある膨大な情報量に押しつぶされるような恐怖もありました。
でも今では、本屋さんが怖くないように、膨大な情報も宝の山のように感じています。どれだけ膨大な量であっても、きっと巡り合う「必然」があるものと私達は巡り合っているのです。そんな気の持ちようも病気を発症して得た宝物です。