硬いからだ・ストレッチ
加圧トレーニングをしています。筋肉を鍛えるのですから、左半身が不自由な私にとっては、中々しんどいのです。でもトレーナーの明るい励ましとトークで楽しく唸っています。
健常者からすれば「筋トレ」の初めの一歩以前のレベルなのですが、継続することで、少しずつですが、成果が出ているように思います。
その中でしみじみ感じているのは、体が硬くて良いことは何も無いということです。例えば太ももの前側を、ストレッチをしてもらうと、足を手前に引くという難しい動きが少し出来るようになります。足首をストレッチしてもらうと微かに動く足の指の動きがスムーズになります。麻痺で硬くなっている体をほぐすことで、稼動領域が広がることが良いようです。
ストレッチをして、体の柔軟性が高まると、小さな成果が見えてくるので、気持ちも柔らかく穏やかになります。そうするとやる気も起きてきて、まだ諦めずに続けようという気持ちが高まります。
硬い体をほぐすためのストレッチは、結果的に心の硬さもほぐしてくれます。
今は心と体には厳しい時代ですので、ストレッチをして「柔軟にしておく」ことはとても大事だと思います。体と心をほぐしてくれる人が廻りにいてくれる私は幸せだなと感謝する日々です。