私は「ミーハー」なのと同時に「やさぐれ者」好みですので、今でもやれＴＯＫＩＯだ、杉良太郎だと言っていますが、一番初めにテレビの向こう側の人に憧れたのは、半世紀前というあまりに昔の話です。

その人は外国ドラマの「ララミー牧場」に出ていた「ジェス」です。演じていたのは「ロバートフラー」。役どころは一匹狼のガンマン。まだ小学校に上がる前でしたのに、「何故に一匹狼が好み？」ですが、正真正銘の初恋の人です。

それ以来「ジュリー、天地茂、菅原文太、杉良太郎、西條秀樹、中居正広、ジョニーデップ、椎名桔平、西島秀俊、ＴＯＫＩＯ…」、度忘れしている人も含めて数え切れません。振り返ってみれば、気が多い人間ですね（笑）。

そして今行き着いたのが「加藤清史郎君」です。子役には色々な評価や見方もあるでしょうが、何しろあの愛らしさが大好きです。５４歳の今まで、どこか影のある「はぐれ者」的な雰囲気の人が好きでしたが、今は清史郎君にぞっこんです。妹がトヨタで車を買い替えると聞いて、「値引きよりも清史郎君の立て看板が希望だと言って欲しい」と懇願するぐらい大好きです。パソコンの待ち受け画面も、スクリーンセーバーも清史郎君です。

孫とも言えるような年齢差ですが、テレビで見られるのを楽しみにしています。一旦いいなと思って情報や画面を集めていると、益々いいなと思えてくるから不思議です。お気に入りとか贔屓というのは、自分で構築していくものなんだとつくづく思います。自分で自分に刷り込んでいくのですね。それにしても清史郎君は可愛い。

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