■時代を3年、先取りしませんか

今の40代・50代は、環境が変わっていく中で、会社を生き残らせるため、「事業の変革」に取組んでいます。その一方で、目標数値とのギャップをどう埋めるか、日々格闘もしています。

 

中長期の事業戦略の策定、不測の事態に備えるリスク管理、毎日の行動計画など、考える力を磨き、それぞれの持ち場で発揮しています。

 

ところが、仕事では思考力を存分に使っているビジネスパーソンでも、こと自分の人生に関しては、長期的視野や戦略性を持たず、マーケティングやリスクマネジメントをしようとしない人が圧倒的に多いのが現実です。

 

人生を考えるには、仕事よりも更に長期的視野や戦略性が重要なことに、気づいていないのでしょうか。人生は行き当たりばったりで何とかなると思っているみたいです。

 

環境が変わっていく中で、生き抜いていくためには、「人生の変革」に取組む必要があるのです。しかも、その結果はわが身にダイレクトに跳ね返ってきます。

 

人生をプロジェクトにすると状況はがぜん違ってきます。人生が、他者に任せられない、途中で投げ出すわけにはいかない、一番大事なプロジェクトになり、戦略思考やマネジメント手法を駆使するようになります。

 

前回書きましたが、国は、2020年以降を日本の「第二創業期」と位置付け、「人生100年時代の制度設計特命委員会」を立ち上げました。環境が変わっていく中で、国をもう一度、立ち上げる覚悟で、あらゆる「制度の変革」に取組んでいます。

 

厳しい環境の中で能力を発揮している40代・50代の優秀な皆さんなら、来るべき変革を好機到来ととらえ、国より3年早く、「人生の変革」=プロジェクトをスタートさせ、これから3年の間に基礎を築いていけると思います。

 

今をプロジェクトスタートと位置付け、小さな第一歩を踏み出しませんか。

 

次回は、ターニングポイント2020年について考えます。

 

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