●比べてみても
2017年最後のブログになります。今年もたくさんお世話になりました。ありがとうございます。
最後は自分は自分以上でも以下でもない。人と比べても仕方のないことについて少々書きます。
研修の中で、自分と比べてしまって出る様々な小さな愚痴を聞くことがあります。
●同期なのに彼は環境面で自分より随分恵まれている。
●美人はやっぱり得ですよね。
●学歴の差、男女の差はまだ歴然とあります。
●ボンボン育ちなので扱いにくい、生まれた時から特別だよ。
等々。
確かにそういうことはありますが、愚痴ってみても仕方のないことです。それよりは自身が努力して、頑張っている自分を好きになることのほうが何倍も良いと思うのです。
運が良いも悪いもありますが、人生を眺めるとだいたい最後には帳尻が合い、バランスが取れるようです。
96歳になる母を見ているとそう思いますし、本人もそう言っています。自分の60年の人生でも、そう思います。
30代、40代と順調に楽しく、起業家人生を何も考えず送ってきましたが、53歳で脳梗塞。人生が大きく反転しました。調子に乗り過ぎていた人生があそこでリセットして、バランスが取れたのだと今でも思っています。
自分のことを大いに認める、認めるために努力する。過去の自分に負けないように頑張る、でも調子に乗り過ぎない。
人と比べるのではなく、優秀な人、恵まれている人、凄い人、そういう人を受け入れてみる。そうして自分独自のスタイルを作り上げていくのです。そんな人生の方が良いと思うのです。
人生100年も視野に入れ、一人ひとりがライフデザインすることが大切になっています。だからこそ、自分の軸を持つことです。如何でしょうか?